制作 国本 隆史
日付 2007-03-00
時間 下:6分16秒
駅舎に登ろう-下

駅舎が消える。  東京のはずれ、国立市。町の誕生から、この町の移り変わりを見守ってきた駅舎が鉄道会社の工事の為に、取り壊されようとしている。  幼い頃から見慣れたこの駅舎が消えていくと、心にぽっかり穴があいてしまう気がする。ただ、おそらく「それがなくなった」風景にも次第に慣れていくのだろう。  私はこの駅舎が好きだ。だから駅舎がなくなることも、「駅舎がない世界」に慣れていく自分にも納得ができない。だから、忘れ得ぬように、足の裏でこの駅舎を記憶に残そうと思ったのだ。