作品「ポール」の制作裏話 佐藤 均
2007-11-25

       

「ポール」の制作裏話  佐藤 均

 

       

 
   高校生活最後の8ヶ月の体験をもとに、人形を使ったアニメーションの制作を思い立ってからすでに数十年が過ぎた。

   具体的に制作を開始してからも3年半が過ぎ、やっとこの秋完成した。3年半の殆どは、人形制作に明け暮れた。

   2年前に一度、撮影を開始したのだが、輪ゴムを使って作った人形のゴムが切れやすく、修理に追われ一ヶ月程で断念した。

       

ゴムを使わず、関節だけでコントロール出来る人形が完成したのは,今年の6月の終わりだった。東京ビデオコンテストの〆切迄の3ヶ月間、私には一瞬の夏だった。 最後には,全く時間が無く、音入れも、ナレーションもワンテークのぶっけ本番になった。

   完成した作品には当然満足してはいないが、思い立って始めてから完成迄の長い時間を考えると,この2分56秒の作品には、夢に終らせなかった、ある愛しさを感じるのです。


写真1: 人形制作の試行錯誤のほんの一部
写真2: 動作確認の為の絵コンテ
写真3: 僕と僕の分身