東京視点は、映像を通じ、『身近な日本を中国へ』『身近な中国を日本へ』というコンセプトの下で始まったインターネット放送局です。在日中国人の視点及び日本市民の視点で、日本の文化や日本で生活する中国人たちの日常を映像として捉え、インターネット上より配信しております。


2001年10月にネット上で映像配信を開始以来、1本10分前後の映像作品を制作し、現在120本以上の映像作品(中国語版・日本語版)を持ち、1日平均3,000件のアクセスがあります。中国からの留学生、社会人、日本の市民など参加メンバーは150名を超えています。手作りの映像を通じて日中交流の架け橋となり、一層充実した国際文化交流の増進に寄与することを目指します。

東京視点代表 可 越

「ビデオカメラの使い方も分からないが、何とか中国と日本に双方の庶民生活を伝えたい」という考えで始まった東京視点。メンバー達の情熱と周囲の応援に支えられ、ボランティア映像制作グループとして10年間を歩んできました。泣いたり笑ったり苦労した日々ですが、ひとつひとつの映像作品の制作には、「身近な日本を中国へ」、「身近中国を日本へ」という夢が託されています。身近な情報をお互いの国に伝えていくことで、国境を越えた若者同士・市民同士の理解を少しでも深くする、という夢が。

東京視点は、150人以上のメンバーたちと無数の応援者で、国の距離を少しでも縮めていきたいと思っています。日本と中国だけではなく、世界の平和も私たちのビデオカメラで縮めることができたらと願っております。

東京視点を応援してくれている皆さんに、真心を込めて感謝します。そして、これから東京視点を知るあなたへ。あなたの輝き、あなたが伸ばしてくれる手を、心よりお待ちしています。 

市民メディア・アドバイザー 下村 健一 
 

安価・上質になった映像機材と、大容量になりつつあるインターネット伝送。これらの道具を駆使して、動画による発信活動を行うノンプロ集団の数は、近年着実に増加しており、私はそれらの団体の要請を受けて制作面のアドバイスを行う「巡回トレーナー」のような仕事にここ数年従事している。このため様々なグループの実力を見ているが、その中でも<視点・意欲・技術>の3点で特に有望視しているのが、この『東京視点』である。

まず、その名の通り、<視点>が明確。日本社会の中の中国人(中華街の春節/大規模な在日中国人カラオケ大会/劇団四季で頑張る中国人ダンサー/等)は、従来のメディアではなかなかお目にかかれない題材だし、中国人の目で見た日本社会(ケイタイ生活/花見/麻雀/夏祭り/ゴミ分別/等)は、従来のメディアが持ち得なかったアングルで事象を切り取る。しかもこうした視点は、中国人視聴者だけに有益なのではなく、「日本人にとって当然の事が、中国人からはこう見えるのか!」という新鮮な情報性を、日本人視聴者にも提供する効果を生んでいる。(例えば「日本のゴミ捨て場には、種類別に曜日指定の掲示があります!」と興味津々に伝える中国人リポーターの姿が、逆に日本人にとって面白い…等。)焦点を絞りきった結果、逆に映像が普遍性を獲得しているのだ。

次に、<意欲>が旺盛。発信の「場」が先に有って「テーマ」を探すのではなく、「伝えたい」テーマが先に有って「作り方」を探るので、1本1本の作品に、自ずと熱がこもる。その熱さでは、既にプロの作品に遜色ない。

また、<技術>の向上も顕著。元来極めて学習能力の高い留学生たちが主力ゆえ、私などアドバイザーが指摘したポイントは、すぐに理解し、次の作品の質に反映される。それに刺激されてか、日本人メンバーもぐんぐん上達する。今でも、新規参加者はほぼ全員素人なので、『東京視点』全体としての作品レベルは永遠に玉石混交だが、1人1人に着目すれば、その上達スピードは、数多ある「市民メディア」グループの中でも特筆すべきものと言えよう。

新鮮な作品の卵たちと、輝く瞳が集う編集会議の定例会に向かうのを、私はいつも楽しみにしている。

東京視点は設立から10年間で、120本以上の映像作品を制作してきました。テーマは日本の一般的な生活・文化の紹介だけにとどまらず、日本の社会問題や在日中国人の奮闘記、反日デモを受けて開催した市民交流会の様子など、中国の視聴者に伝えたいことを10分前後の映像作品を制作しています。これまでの全作品をジャンル別に紹介しますので、東京視点の活動を誌面から感じ取ってみてください。

10年間に東京視点は多くのメディアに取り上げられて来ました。下記にメディアからの取り上げの一部を紹介します

2002年3月09日 TBSラジオ 下村健一 「眼のツケドコロ」 「中国人留学生ら映像レポート発信開始」を報道

2002年4月02日 朝日新聞  夕刊 「窓 論説室から」「東京視点」というタイトルの記事掲載 

2002年7月31日 東京新聞  朝刊 「TOKYO発」 「東京視点 中国結ぶ」記事掲載

2002年9月18日 人民網  「中日論壇」 メンバーはゲストとして中国ユーザーと対話

2002年9月15日 NHKBS-1  「アジア情報交差点」8分間「東京視点」を紹介

2005年2月20日 朝日新聞  朝刊 「日本人の祖母を描く 東京ビデオフィスティバル可越ら受賞」記事掲載

2005年2月26日 中文導報  「可越と大家さんのおばあちゃん」(中国語記事)

2005年4月16日 TBS    「サタデーずばっと」レポート 東京視点紹介

2005年4月19日 東京新聞  「本音で語り合う 日中市民対話の会」

東京視点のイベントを紹介

2005年12月11日 NHK BS-1 「あなたと作る時代の記録 映像の戦後60年」

東京視点8分間を紹介

2006年6月30日 NHK総合1 「いっと6けん」の「東京いま人」で

東京視点代表可越生出演 20分間「東京視点」紹介

2006年7月11日 フジテレビ 「オナジソラノシタデ」2分間 

東京視点代表可越が東京視点を語る

2006年7月号   留学生雑誌 「月刊留学生」東京視点紹介

2006年9月9日  朝日新聞 「ひと」欄に東京視点代表可越紹介

世界的な映像フィスティバルである「東京ビデオフェスティバル」で、東京視点が5年間(2003年、2004年、2005年、2006年、2008年)合計6作品が受賞しました。

受賞作(作品集を参照下さい)

「ある二人の戦後」

「Dog Life」

「私の日本人おばあちゃん」

「三つの国境を越えて――ある中国系女性の日米体験」

「スマイルって0円」

「59年ぶりの「再会」」

テレビ局の視聴率に当たる東京視点のアクセス数は、日本語版が平均で1日2,000~4,000、中国語版が1,000~3,000のページビューに達しています。新作アップの後や、マスメディアによる紹介の後はアクセス数が顕著に増える傾向があり、特に2005年4月には反日デモの最中TBSテレビで紹介され、1日で17万4,200ページビューを記録しました。

東京視点は10年の間に多くの視聴者から応援のメッセージを頂きました。

・熱意と活気が溢れる数々の作品に、とても感動しました!簡単な取材機材でも、まだ完璧ではない技術手法でも、心を込めたメッセージが、必ず国境や言葉などの壁を越えて、伝わるものではないでしょうか、と再び感じました(在日中国留学生 26歳) 

・日本語と中国語があって、言語の勉強にはとても役に立ちました(北京の中国人女性 29歳)

・もっと日本の留学情報を紹介してほしい(上海の大学生 20歳) 

提出先:東京視点オフィス: 東京都中央区銀座4-8-2三福ビル4F

TEL: 03-6228-7911(代表) 03-6228-7912

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